はじめての漢方
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210.心を支える生薬・後編 ― ユリ根・ハスの実・真珠の使い分け
October 25, 2026 · 12 min茶碗蒸しに入っているあのユリ根が、生薬でもあることをご存知ですか・・・? 前回の忘憂草・酸棗仁・エゾウコギに続いて、今回は食卓でおなじみの三つ――ユリ根、ハスの実、そして真珠を取り上げます。いずれも精神面を支えるとされますが、向いている状態はそれぞれ違います。使い分けまで含めて詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・ユリ根 ― 肺を潤し、五臓の「心」を支える身近な生薬 ・サポニンが多い品種ほどよい? 睡眠にまつわる…
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209.心を支える生薬・前編 ― 忘憂草と酸棗仁、エゾウコギ
October 18, 2026 · 13 min「憂いを忘れる草」と書く生薬があることをご存知ですか・・・? 秋は五臓でいう「悲・憂」の季節。落ち込みやすいこの時期に向けて、今回から2回に分けて、精神面を支える生薬をご紹介します。中華料理でおなじみのあの食材から、睡眠の漢方の定番、そしてロシアの宇宙飛行士が宇宙へ持っていったという生薬まで。それぞれの向き不向きも含めて詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・最も力が強いとされる動物性生薬「麝香」とシャネルの5番…
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208.秋の養生まとめ ― 悲しみの季節と、潤す生薬・黄耆のはたらき
October 11, 2026 · 13 min五臓には、それぞれ対応する感情があることをご存知ですか・・・? 春は「怒」、梅雨どきは「思」、そして秋は「悲・憂」。気温が下がり活動も落ちてくるこの季節は、何もしなくてもネガティブに傾きやすい時期なのです。だからこそ、意識して楽観的でいたいところ。3回にわたった秋の養生も今回でまとめです。肺が弱っているサインの見分け方から、実際に使う生薬までを詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・五臓と感情 ― 秋が「悲しみ」の季…
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207.秋は腸も乾く ― 便秘と水の摂り方、サウナ、肺を潤す食べもの
October 4, 2026 · 11 min秋になると便秘が悪化する方がいる、という話をご存知ですか・・・? 乾燥するのは肌や目だけではありません。腸も乾くため、夏は軟便気味だった方が秋には逆に便秘へ傾く、ということが起こります。前回に続く秋の養生・実践編として、今回は「水の摂り方」「汗のかき方」、そして肺を潤す食べものまでを詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・秋に便秘が悪化するのはなぜか ― 季節で変わる漢方薬の量 ・「水をたくさん飲めば潤う」が成り立たない理由 ・日本は湿度の高い島国…
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206.秋の養生・基本編 ― 乾燥に弱る「肺」と、辛味のちから
September 27, 2026 · 12 min秋に負担がかかる五臓はどこか、覚えていらっしゃいますか・・・? 答えは「肺」です。急に湿度が下がる季節は、呼吸・皮膚・そして肺そのものに、まとめて負担がかかります。面白いのは梅雨どきとちょうど逆になること――湿気の多い時期に弱っていた胃腸は、乾燥してくると調子を取り戻します。「食欲の秋」には、ちゃんと理屈があったのです。今回は今年の秋の養生を、基本から詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・秋に「肺」が弱りやすい、三つの理由 ・呼吸と自律神経のつながり…
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205.真珠散の中身 ― 鯉の肝・菊の花・八つ目うなぎのはたらき
September 20, 2026 · 14 min「八つ目うなぎ」は、目が8つあるわけでも、うなぎでもないことをご存知ですか・・・? 前回に続いて「真珠散」のお話です。今回は主役の真珠以外に入っている生薬――鯉の肝、菊の花、そして八つ目うなぎを取り上げます。苦味で熱を除くもの、高ぶりをしずめるもの、栄養を補うもの。役割の違う素材がどう組み合わさって一つの処方になっているのかを、詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・鯉の肝 ― 苦味で目の熱・赤み・痛みをしずめる…
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204.目の漢方「真珠散」― 真珠が目にも心にも肌にもよいわけ
September 13, 2026 · 13 min目によいものといえばブルーベリー…ですが、漢方では宝石の「真珠」を使うことをご存知ですか・・・? その名も「真珠散(しんじゅさん)」。西暦1000年ごろの中国に生まれ、江戸時代に日本へ伝わって以来、いまも中国でも日本でも使われ続けている、目の悩みにオールマイティな処方です。今回はその歴史と、主役である真珠のはたらきを詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・目の漢方といえばこれ ―「真珠散」という処方 ・鯉の肝、八つ目うなぎ、菊の花 ―…
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203.松葉は長寿の象徴 ― 血管と抗酸化、森の香り、そして選び方
September 6, 2026 · 14 min秦の始皇帝の時代、山に逃げ込んだ女性が松と柏の葉だけで生きのび、見つかったのは200年以上あと――そんな伝説が残っていることをご存知ですか・・・? もちろん伝説ですが、それだけ松が「長寿の象徴」として語り継がれてきたということです。前回のクマザサに続いて、今回は「クマザサ・松葉・朝鮮人参」のもう一つの主役、松葉を詳しく解説していきます。古い書物の記述から、台湾や韓国で行われた現代の研究、そして意外と大事な選び方の注意点まで。 ▼今回…
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202.クマザサの底力 ― 腸の壁・ニオイ・免疫を支える身近な葉
August 30, 2026 · 13 min冬眠に入る前のクマが、大量に食べていく葉があることをご存知ですか・・・? その正体は「クマザサ」。番組で何度もご紹介してきた「クマザサ・松葉・朝鮮人参」の組み合わせは、胃腸をいたわりながら手足や脳の血流にも働きかけるとされる、日本人が考案したお茶です。今回はそのうちクマザサだけを取り出して、雪に閉ざされた真冬の山でも青々と緑を保つ、その生命力の中身を詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・クマザサ・松葉・朝鮮人参 ―…
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201.腸内環境を整える漢方薬と生薬 ― 大建中湯・半夏瀉心湯・陳皮・生姜
August 23, 2026 · 13 minうなぎに山椒をかけるのは、実は理にかなっていることをご存知ですか・・・? 前回お届けした「腸内環境」の話の続編です。今回はいよいよ具体的に、腸内環境にプラスに働く漢方薬と生薬をご紹介します。食卓の身近な薬味にも、実はちゃんと理由があった――そんな発見のある回です。 ▼今回お話ししていること ・大建中湯 ―「中心(胃腸)を立て直す」という名前の処方 ・山椒が腸の血流を増やす? うなぎに山椒の、理にかなった理由 ・半夏瀉心湯 ―…
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200.腸内環境で漢方の効きが変わる ― 体にも心にも関わる腸の話
August 16, 2026 · 13 min「腸内環境が悪いと、漢方薬も効きにくくなる」と聞いたら驚かれるでしょうか・・・? 同じ病気で入院している患者さんに同じ漢方薬を使っても、よく効く人とあまり効かない人がいます。調べてみると、悪玉菌が多い方は効きが悪く、善玉菌が多い方は効きが良い――薬の構造上、西洋薬よりも漢方薬のほうが腸内環境の影響を受けやすいのです。今回は夏の養生の締めくくりとあわせて、体にも心にも関わる「腸内環境」の話を詳しく解説していきます。 ▼今回お話ししてい…
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199.夏を乗り切る漢方薬 ― 黄連解毒湯・五苓散・蟾酥の使いどころ
August 9, 2026 · 12 minこの猛烈な暑さを乗り切るために、頼りになる漢方薬があることをご存知ですか・・・? 前回お伝えした夏の養生(一日一回汗をかく/赤いもの・苦いものを選ぶ)を受けて、今回はその実践編です。夏に活躍する代表的な処方を3つ取り上げ、「なぜそれが夏に合うのか」という理屈のところから、じっくり解説していきます。 ▼今回お話ししていること ・「苦い」「黄色い」がヒント? 夏に使う漢方薬の共通点 ・黄連解毒湯 ― 苦くて黄色い生薬を集めた、熱を散…

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