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PLENUS RICE TO BE HERE

by J-WAVE
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About the show

この番組は作家・文献学者の山口謠司が、日本の食文化を通して全国各地で育まれてきた“日本ならではの知恵”を紐解くポッドキャストです。(FMラジオ局 J-WAVE 81.3FM では毎週月曜日から木曜日11:40〜11:50にオンエア中。) Navigator:山口謠司(http://abocavo.a.la9.jp)Sponsor:PLENUS( www.plenus.co.jp) / PLENUS 米食文化継承活動(https://kome-academy.com/)Production:E.A.U(www.eau.co.jp)

Latest episodes

  • EP. 695『@近江八幡 、其ノ三 - 赤コンニャク、日牟禮八幡さま』

    October 7, 2026 · 9 min

    近江八幡という町の名は、やはり八幡様と関係があります。ここに祀られているのが日牟禮八幡宮(ひむれまちまんぐう)。応神天皇が近江へ行幸した際、太陽が二つ見えたという伝承も残ります。近江八幡の食卓に欠かせないのが赤こんにゃく。鮮やかな赤色は鉄分によるもので、なぜ赤くなったのかは、織田信長が派手な赤を好んだから、安土城下に赤を好む文化があったからなど諸説あります。乾煎りした赤こんにゃくを、花かつお、みりん、醤油、唐辛子などで煮る「赤こんにゃく…

  • EP. 694『@近江八幡 、其ノ二 - 小鮎のしあわせ』

    October 6, 2026 · 9 min

    琵琶湖のアユを楽しみに近江八幡へ。炭火で焼いた大きなアユを想像していたら、出てきたのは5〜7センチほどの小アユでした。一口で食べると、モロコとはまったく違う淡く爽やかな味。琵琶湖の美味しいところだけを食べて育ったような、高貴ささえ感じます。本来アユは秋に生まれて海へ下り、春になると川を上って苔を食べながら大きくなりますが、琵琶湖の小アユは湖で一生を過ごすので小ぶりです。そこへ運ばれてきたのが、大きく焼かれた彦根のアユ。冷めないうちに」、…

  • EP. 693『@近江八幡 、其ノ一 - モロコ食べて、三方良し』

    October 5, 2026 · 9 min

    近江八幡は、小川に鯉が泳ぎ、黄金色の田んぼや遠くの山々が広がる静かな土地。近江商人屋敷・中江純五郎邸の離れに宿泊し、近江商人の理念「三方よし」に思いを巡らせます。売り手の利益、買い手の満足に加え、地域社会や環境にも役立つ商売を大切にする考え方です。かつて琵琶湖は塩味のない「淡い海」と捉えられ、近江は「淡海(あふみ)」とも呼ばれました。その湖で育つ小さな魚・ホンモロコは、柳の根や水草、深い水、冬の寒さといった琵琶湖の豊かな自然を映すような…

  • EP. 692『@インスタント食品 、其ノ四 - フリーズドライ お味噌汁は句読点』

    October 1, 2026 · 9 min

    お味噌汁は、日本の食事における「句読点」のようなもの。ご飯やおかずの合間にひと口いただくと、そこに点や丸が入るような「間」が生まれます。今ではお湯を注ぐだけのフリーズドライも身近になりました。その原型ともいえる保存法は、南米アンデスのジャガイモにも見られます。第二次世界大戦では血液成分の保存、戦後は宇宙食へと技術が広がりました。日本では1960年代から研究を進め、1971年にはエビやネギがカップラーメンの具材に。さらに一人分の具入り味噌…

  • EP. 691『@インスタント食品 、其ノ三 - 俳句の温かさ、レトルトカレー』

    September 30, 2026 · 9 min

    ロンドンから戻ったイギリス人の友人が、「日本のカレーが食べたくてたまらなかった」と言います。俳句を作る彼にとって、俳句は「レトルトカレーのようなもの」。どこにいても温めれば、家の味や人のぬくもりのような親しみを感じられるからだそうです。そもそも「レトルト」とは袋ではなく、加熱する容器や装置を表す言葉。1968年に発売されたボンカレーは、市販用レトルト食品として世界初でした。きっかけは、アメリカの雑誌に掲載された軍用携帯食の記事。そこに大…

  • EP. 690『@インスタント食品 、其ノ二 - 宇宙に飛び出すカップラーメン』

    September 29, 2026 · 9 min

    インスタントカメラ、コーヒー、ラーメン。「インスタント」という言葉から、いろいろなものが浮かびます。1958年、安藤百福さんが大阪・池田の自宅裏の小屋で試行錯誤を重ね、誕生したのがチキンラーメン。当時は「魔法のラーメン」とも呼ばれました。その後アメリカで、丼の代わりに紙コップへ麺を割って入れて食べる姿を見たことが、食習慣の壁を越えるカップヌードルへとつながります。さらに挑戦は宇宙へ。2005年には野口聡一さんが国際宇宙ステーションで、一…

  • EP. 689『@インスタント食品 、其ノ一 - 乾飯、調理時間は歌一首』

    September 28, 2026 · 9 min

    現代のインスタント食品といえば、ラーメンやレトルトカレーが思い浮かびますが、その原型ともいえる食べ物は平安時代にもありました。在原業平がモデルとされる『伊勢物語』第九段では、都を離れて東国へ向かう男が、三河国の八橋で「乾飯(かれいい)」を食べようとします。乾飯は、炊いたり蒸したりした米を乾燥させ、旅に携帯した保存食。カキツバタを折句にした「唐衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」を聞いた一行は、都に残した妻を思…

  • EP. 688『@発酵 、其ノ一 - 甘酒』

    September 24, 2026 · 9 min

    「発酵」の「発」は、もともと弓が勢いよく飛び出すことを表す字。「酵」は酒へんで、お酒を作る「醸す」につながります。お米や麦、大豆が、もくもくと湧き返るように変化し、酒や味噌などへ姿を変えていく発酵。千葉県の神崎町には、全国で初めて発酵をテーマにした「道の駅 発酵の里こうざき」があります。ここで知ったのが甘酒の違いです。米麹から作るものは、お米そのものの甘さを生かし、基本的にアルコールはありません。一方、酒粕から作る甘酒は、商品によってア…