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Science

ナオト博士の地球のこと知ってる!?

by ナオト博士

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About the show

最新の地球科学論文を、毎日約10分。地震、気候、海、化石から、ときどきテクノロジーまで。専門家だけが知っている話を、聴いた翌日に誰かに話したくなる形で。ナオト博士が翻訳します。Xは @nimmr2

Latest episodes

  • #500 地球の生命は、なぜ「右利き」をやめられなかったのか

    October 8, 2026 · 18 min

    私たちの体をつくる分子は、実はみんな同じ「利き手」にそろっています。でも実験室で分子をつくると、なぜか必ず右と左が半々の引き分けに。この100年以上の謎に挑み、2026年ノーベル化学賞に輝いた2人の化学者の、常識を覆す発見をナオト博士が解き明かします。

  • #499 南極の氷は"宇宙の望遠鏡"だった! 幽霊粒子を捕まえた男のノーベル賞

    October 7, 2026 · 19 min

    今この瞬間も、あなたの小指の爪を毎秒650億個の「幽霊」が通り抜けています。2026年のノーベル物理学賞は、この見えない粒子を捕まえるために、南極の氷1立方キロメートルを丸ごと観測装置にしてしまった科学者に贈られました。100年以上解けていない宇宙最大のミステリーに挑んだ、壮大な宝探しの物語をお届けします。

  • #498 池の藻が脳のスイッチになった!? 2026年ノーベル医学賞「光遺伝学」のすごい話

    October 6, 2026 · 19 min

    水槽の壁に生えてくるような小さな緑の藻が、なぜ人類の脳研究をひっくり返すことになったのでしょうか。2026年のノーベル生理学・医学賞を受賞した「光遺伝学」は、光を当てるだけで狙った神経細胞をオン・オフできる、SFのような技術です。素朴な疑問から始まった30年の大発見の物語を、ナオト博士が10分でわかりやすく解き明かします。

  • #497 髪の毛のパーマと水素エネルギーの意外な関係

    October 5, 2026 · 9 min

    美容院でかけるパーマの正体は、髪の中にある「硫黄と硫黄の留め金」を外して付け直す化学反応です。実はこの同じ留め金を光で外すと、未来のクリーンエネルギー「水素」がつくれるかもしれない、という研究がアメリカで発表されました。2025年ノーベル化学賞のテーマでもある「MOF」という結晶の最前線を、10分で楽しく解き明かします。 Journal of the American Chemical Society Intraligand Charge Transfer in…

  • #496 日本の雑草がアメリカの森で大暴れ!?

    October 4, 2026 · 8 min

    河川敷でおなじみの白い穂の草「チガヤ」は、アメリカでは森を乗っ取る侵略的外来種として恐れられています。最新の研究で、このチガヤが生えた森では火の進む速さも炎の長さも増し、木のてっぺんまで火が届きやすくなることがわかりました。159か所の現地調査と数千通りの火災シミュレーションが暴いた、身近な草の意外な裏の顔に迫ります。 Fire Ecology Fueling the fire: predicting cogongrass (Imperata cylindrica)…

  • #495 海を測る衛星が、田んぼの用水路をのぞき見していた件

    October 2, 2026 · 14 min

    NASAなどが打ち上げた最新衛星SWOTの本来の仕事は、海や大きな川の水面の高さを測ること。ところがアジア22か国、地球約20周分の農業用水路のデータと重ねてみたら、なんと8割以上の水路で水位を追えていそうだと分かりました。設計者すら「見えない」と思っていた細い溝を、宇宙からどうやって見抜いたのか、ナオト博士が10分で解き明かします。 Geophysical Research Letters How Well Can the Surface Water and Ocean…

  • #494 クマが街に来る本当の理由は「ブナ工場の故障」だった

    September 30, 2026 · 14 min

    2025年、クマによる人身被害は過去最悪の232件になり、多くの人が「クマが増えすぎたから」と考えました。ところが最新の研究は、2006年を境に森のブナが「花は咲くのに実らない」という謎の工場トラブルを起こしていたことを突き止めます。宇宙からの光合成データと、何十年も続いた森の観察記録がつないだ、クマ危機の意外な真犯人に迫ります。 Science Advances Compound food failure on a deteriorated mast system…

  • #493 あなたの恐竜図鑑、実は「1割」で作られていました

    September 29, 2026 · 14 min

    私たちが知っている古代の海は、地球全体のほんの一部にすぎませんでした。2026年に発表された最新研究によると、昔の浅い海のうち化石が見つかっている場所は平均でたった1割ほどしかありません。残りの9割はどうなっているのか、そしてこれから埋めることはできるのか、ナオト博士が5億年分の空白地図を読み解きます。 Science Advances Staking out the frontiers: The limits of the metazoan shallow marine…