パリ音楽院卒・小川遥のピアノ上達チャンネル - Richeterre - リシュテール
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Latest episodes
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#255.脱力のその先にある「重い音・軽い音」の方程式
October 29, 2026 · 11 minバカンス週の真っ只中、ミニ合宿やオンラインレッスンの合間を縫って配信する今回のエピソードでは、ピアノ演奏における「手の中の筋肉の状態と音の質」という、極めてディープで本質的なテーマについて語ります。 世間でよく言われる「脱力」は、あくまで演奏の土台(ベース)でしかありません。その土台の上に立って「重い音」「軽い音」や「歌う音」を作り出す正体は、実は手首の脱力だけでなく、手の中の筋肉(手掌部や指の小さな筋肉)の緊張のコントロールにありまし…
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#254. ニュアンスはデシベルじゃない
October 26, 2026 · 13 min楽譜に書かれているクレッシェンドやディミヌエンドなどのニュアンス記号を、単なる「音量の大小(デシベルの変化)」として捉えていませんか? 今回は、動画添削レッスンでの生徒さんとのやり取りをきっかけに、ニュアンス記号の根底にある「ハーモニー(和声)の変化」や、演奏における表現の解釈について深く掘り下げてお話しします。 例えばクレッシェンドは、単に音を大きくすることだけではなく「音楽のテンションや緊張感を高めること」が本質です。時には音量を抑…
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#253.「ピアノの表現を教える」事を深める研究過程
October 21, 2026 · 10 minピアノを弾くとき、一つの音やフレーズを作るために「指、手首、腕、肩、背中」まで全身の様々な部位が連動していることを、どれくらい意識できているでしょうか? 今回は前回の「グチャ度(音色を作る際の手の感覚)」への反響をきっかけに、レッスンでの指導の難しさや、スタッカートの表現方法について深掘りしてお話しします。 初級段階で習うような「跳ね返す1種類のスタッカート」のままでは、フレーズの中で重みを変化させたり音楽的な表情を作ったりすることは難…
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#252. 旋律が急上昇するときに小指で芯のある音を出すコツ
October 19, 2026 · 9 minメロディラインをきれいに際立たせるのって、実は「音を均一にコントロールすること」と同じくらい大切ですよね。特にメゾフォルテからフォルテシモへ向かって、音が急激に跳躍したり上がっていったりするとき、みなさんは指のどこに意識を向けていらっしゃいますか? 音を響かせようとして、ついつい指先だけで鍵盤を掴むように弾いてしまうことってありますよね。ですが、しっかり重みをかけて芯のある音を出したいときこそ、実は「第3関節の山」を意識することが大きな…
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#251. 力が入らない「薬指」で芯のある音を響かせる打鍵のメカニズム
October 15, 2026 · 12 min化粧品を塗るとき、目元には薬指を使うように、という言葉に反応。皮膚が非常に繊細な目元に余計な圧をかけないよう、5本の指の中で一番力が入りにくい「薬指」が選ばれたということです。 実はこの「力が入らない」という薬指の特徴は、ピアノ演奏にとっても大きな課題ですよね。解剖学的にも最も独立しにくく、ハノンなどでいくら鍛えようとしても指の筋肉だけでは限界があります。 そこで重要になるのが、力任せに叩くのではない「強靭な打鍵を生み出す身体のメカニズ…
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#250. 演奏と動作「無意識の動き」に気づいていますか?
October 12, 2026 · 12 min「思い通りの音が出ない」「レガートがつながらない」と感じたとき、実は自分の無意識な「身体の動き(動作)」が音を邪魔していることがあります。 今回は、フィールドのノクターンに取り組む生徒さんのレッスン事例を通し、手首の上下運動が音に与える影響や、指揮者の予備動作から学ぶ「次の音の準備」、そして動画チェックを活用した効果的な練習法についてお話しします。 <今回のポイント>・動きは音にそのまま現れる:メロディラインを歌わせたい時に手首が上下に…
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#249.「指の上げ下げ」の裏にある身体感覚とは?
October 8, 2026 · 12 minレッスンでよく使われる「指の上げ下げ」という言葉。単なる上下運動として捉えてしまうと、本来求めている「歌うようなタッチ」とはかけ離れてしまうことがあります。 今回は、動画添削レッスンでの生徒さんとのやり取りをきっかけに、打鍵速度や重みのコントロール、そしてピアニストが演奏中に脳内や手の中で感じている「目に見えない感覚」の伝え方について深く掘り下げます。 <今回のポイント>・言葉と感覚のギャップ:「指の上げ下げ」というシンプルな言葉も、実…
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#248. 【モヤモヤ解消エピソードNo.11】「シンプルに」
October 5, 2026 · 10 minレッスンや指導でよく耳にする「シンプルに弾いて」という言葉。簡単そうに聞こえて、実はとても深い意味が隠されています。 今回は「シンプルに弾く」という表現の正体を紐解き、モーツァルトやシューベルトなどの作品で求められる「音の均一さ」や、打鍵・離鍵のコントロールを通した具体的なアプローチについてお話しします。 <今回のポイント>・「シンプル」の正体は音の均一さ:音量・音質・ラインの凹凸をなくし、均等に整えることこそがシンプルさの本質です。・…
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#247. 「なんとなく」から卒業!拍とリズムを刻むことで見えてくる新しい音の世界
October 1, 2026 · 11 min独学でピアノを練習していると、暗譜に頼ってしまい、いつの間にか拍やリズムがあやふやになってしまうことはありませんか? 今回は、独学でショパンのバラード第1番に取り組む生徒さんのレッスン事例を通して、改めて「楽譜を正確に読み込むこと」の大切さと、それによって演奏感覚がどのように変化するのかをお話しします。 <今回のポイント>・楽譜を愚直に見直すインパクト:見過ごしていた拍や休符を正確にとらえ直すことで、ぼやけていたリズムがクリアになり、演…
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#246.「際立たせたい音」が演奏全体を壊してしまう理由と解決法
September 28, 2026 · 14 min特定の音やメロディを「際立たせたい」と思ったとき、演奏全体のバランスが崩れてしまうことはありませんか? 今回は「際立たせたい音」との向き合い方や、バス(低音)が持つ調和の役割、そして「聴く」という意識が身体に与える影響について、実際のレッスン事例を交えてお話しします。 <今回のポイント>・目的と手段の混同に注意:音を際立たせること自体が目的になると全体美を損なうため、常に全体の調和を目指すことが大切です。・バス(低音)の重要性:和音やハ…
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#245. バッハ・音の「切れ目」をコントロールしていますか?表現の前に整えるべき演奏の土台
September 24, 2026 · 11 min今回のテーマは、バッハの演奏をはじめ、ピアノ演奏全般において絶対に外せない「音と音の間(切れ目)」のコントロールについてです。 最近のレッスンでバッハに取り組んでいる生徒さんたちとの対話から、演奏のクオリティを左右する本質的なポイントをお話ししました。 音が出始めるタイミング(着地)には誰もが気を配りますが、音を「どこで切るか」「どのくらい伸ばして離鍵するか」まで緻密にコントロールできている人は多くありません。曖昧な解釈やニュアンスを重…
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#244. ルバートの前に!「リズムと拍」の本当の重要性
September 21, 2026 · 14 min今回のテーマは「楽譜から正確なリズムと拍感を読み解くことの大切さ」について。 独学でショパンのバラード第1番に挑戦している生徒さんとのレッスンから感じた、演奏の本質とお話ししました。 独学で素晴らしい感性を持って弾いているものの、細かなリズムの読み込み(楽譜の正しいデッサン)が抜け落ちてしまっているケースは少なくありません。「この音をあと少し長く」といった曖昧な感覚の指示ではなく、なぜそのリズムになるのかという根本的な理解がなければ、次…

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