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不調は突然やってこない!日々の小さな選択で引き出す自然治癒力/2026年10月5日MROラジオ放送分
October 5, 2026 · 6 min中医学(東洋医学)の考え方が私たちの感覚に「腑に落ちる」のは、それが西洋医学のように細胞を顕微鏡で見るミクロな視点ではなく、「人間の身体の反応と自然現象」を何千年も観察し続けたマクロな視点から体系化された医学だからです。「胃腸の調子が悪いと気力が落ちる」といった心と体の密接な繋がりも、中医学は明確に説明してくれます。 中医学では、不調や病気はある日突然起こるのではなく、「自然界のリズムから体がズレてしまった結果(システムエラー)」だと捉…
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肺や内臓が乾く「陰虚」のサイン!空咳や足のほてりを防ぐ秋の養生/2026年9月28日MROラジオ放送分
September 28, 2026 · 6 min夏の終わりから秋にかけて、エアコンや空気の乾燥による「空咳」に悩む人が増えます。 中医学では、体質によって湿気に弱いタイプと乾燥に弱いタイプがいると考えます。湿気に弱い人は「胃腸」に不調が出やすいのに対し、乾燥に弱い人は「肺」と深い関わりがあります。 胃腸が乾燥を好むのとは対照的に、肺は潤いを好む臓器です。肺の機能が弱いタイプは、体質的に肌や粘膜がデリケートで、アレルギーや気管支のトラブル、鼻血などが出やすい傾向があります。加齢や寝不足…
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更年期だけの症状じゃない!年代問わず悩む「冷えのぼせ」の漢方ケア/2026年9月21日MROラジオ放送分
September 21, 2026 · 6 min顔はのぼせているのに手足は冷たい「冷えのぼせ」は、更年期特有の症状とは思われがちかもしれませんが、年齢を問わず多くの女性を悩ませる症状の一つです。 本来、人間の体は「頭寒足熱(足元が温かく頭が涼しい状態)」が理想ですが、冷えのぼせの状態に陥ると、頭痛やイライラ、不眠、肩こりなどの不調が出やすくなります。 この症状は、体が冷えている時に「脳を温めなければ」と血液を優先的に上部へ送ることで起こります。上半身が熱くなるため、つい冷たい飲み物な…
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心と体の疲れは胃腸から!「何を食べるか」より「受け取れる体」の重要性/2026年9月14日MROラジオ放送分
September 14, 2026 · 6 min現代人に多い「疲れやすい」「常にだるい」「朝が苦手」「集中力がわかない」といった不調は、病院の検査で異常が見つからなくても、漢方の視点で「胃腸機能」を整えることで改善に向かうケースが多くあります。 こうした不調の背景には、 ・栄養学的な「タンパク質と鉄の不足」 ・中医学でいう「気血両虚(エネルギーと血液の不足)」 が潜んでいます。飽食の時代にも関わらず実質的な栄養不足に陥っている大きな原因は、食事内容だけでなく「栄養を十分に吸収できない…
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「食毒」にご用心!食べ過ぎや夜遅い食事が招く不調の連鎖/2026年9月7日MROラジオ放送分
September 7, 2026 · 6 min中医学には、食べ物や食べ方が体に負担をかけ、不調を引き起こす「食毒(食積)」という考え方があります。 お腹が空いていないのに食べる、満腹まで食べる、早食い、夜遅い食事などがその原因となります。どんなに体に良いものを食べても、胃腸の働きが追いつかず未消化のまま停滞すると、栄養にならず不調の要因となってしまいます。 特に、未消化のまま眠りにつくと、睡眠中も胃腸が働き続けるため脳が休まらず、熟睡できません。このようなケースでは、安眠薬よりも消…
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婦人科トラブルの二大原因?「冷え」と「甘い物」が体に与える影響/2026年8月31日MROラジオ放送分
August 31, 2026 · 6 min漢方治療において、根本的な体質改善を早めるためには日々の「養生(生活習慣)」が欠かせません。特に、生理痛や生理不順、不妊症などの婦人科トラブルに悩む女性は、「冷たい物」と「甘い物」の摂りすぎに注意が必要です。 第一に「冷たい物」は、内臓を冷やして病気を作り出す最大の原因となります。東洋医学では、冷えによって血流が悪くなった状態を「瘀血(おけつ)」と呼びます。瘀血には「痛み(生理痛や関節痛など)」、「しこり(ポリープや子宮筋腫などの腫瘍)…
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「漢方はゆっくり効く」の誤解。急性期の風邪に素早く、よく効く正しい選び方/2026年8月24日MROラジオ放送分
August 24, 2026 · 6 min漢方では、風邪を「寒気がする」「のどが痛い」「お腹からくる」といった初期症状によって細かく分類し、それぞれ異なるアプローチで対処します。 例えば、ゾクゾクとした寒気があるタイプ(風寒証)には、毛穴を開いて汗をかかせる「葛根湯」や「麻黄湯」などが有効です。しかし、寒気がなくのどが痛いだけの時に葛根湯を飲んでも効果は期待できません。のどの痛みには「銀翹散(ぎんぎょうさん)」、胃腸風邪には「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」など、症状に合った薬…
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「友達が効いた」「昔効いた」は要注意!年齢や季節で変わる「証(しょう/体質)」で選ぶ漢方薬/2026年8月17日MROラジオ放送分
August 17, 2026 · 6 min漢方薬を服用する際、「友人が効いたから」「パッケージの効能に書いてあるから」といった理由で選ぶと、効果を実感できないことがよくあります。 漢方では、単なる病名や表に出ている症状(結果)だけで薬を決めるのではなく、なぜその症状が起こったのかというプロセスや、その人の現在の体質・状態を示す「証(しょう)」を最も重視するからです。 例えば、同じ「不眠」という症状でも、ストレスが原因なのか、加齢なのか、血液不足(貧血)なのかによって用いる漢方薬…
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「温度」ではなく「性質」で冷やす!夏こそお腹を守って夏バテ予防/2026年8月10日MROラジオ放送分
August 10, 2026 · 7 min東洋医学における夏バテ予防の最大のポイントは、「胃腸や内臓を冷やさないこと」です。 近年の猛暑をしのぐためには体を上手に冷やす工夫が不可欠ですが、冷たい飲食物で直接内臓を冷やすのではなく、食べ物が持つ「性質」を利用することが大切です。 例えば、緑茶やカニは体を冷やし、紅茶やエビは体を温める性質を持っています。中でもスイカは、体にこもった熱を冷まして潤いを与えるため「天然の白虎湯(漢方薬)」と呼ばれるほど夏に最適な食材です。ただし、冷蔵庫…
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減塩しすぎは要注意!夏バテ・熱中症を防ぐ夏の「味」の正しい選び方/2026年8月3日MROラジオ放送分
August 3, 2026 · 7 min厳しい暑さが続く夏。 夏バテせずに乗り切るための漢方養生法において、特に注意したいのが「塩分補給」と「食の組み合わせ」です。 夏は汗とともに水分だけでなく、塩分(ナトリウム)も失われます。健康のためにと過度な減塩を心がけるとナトリウム不足に陥り、だるさや疲労感、めまい、立ちくらみ、筋肉のけいれんなどを引き起こして夏バテや熱中症を悪化させる危険があります。 日本人は欧米に比べて塩分摂取量が多いとされますが、これには理由があります。日本は高…
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漢方流・バテない体へ!自律神経を整える「温める×巡らせる」夏の温活と水毒ケア/2026年7月27日MROラジオ放送分
July 27, 2026 · 6 min東洋医学の見地から夏バテを防ぐには、 ・「胃腸機能を落とさないこと」と ・「体のなかの除湿を行うこと」 の2点が重要です。 夏バテは単なる暑さだけでなく、冷たい飲食物やエアコンによる「冷え」が引き金となるケースが多く見られます。 内臓機能が低下して自律神経が乱れると、食欲不振、だるさ、睡眠の質の低下といった悪循環に陥り、女性の場合は生理痛の悪化を招くこともあります。対策として、夏でもシャワーで済まさず湯船に浸かる、氷入りの飲み物を控える…
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猛毒トリカブトが薬に?同じ原料でも効能が変わる?漢方を支える加工技術「修治」とは/2026年7月20日MROラジオ放送分
July 20, 2026 · 6 min漢方薬は、自然界の植物や鉱物をただそのまま使うわけではありません。「修治(しゅうち)」と呼ばれる独自の加工技術(熱を加える、何かと混ぜるなど)を施すことで、薬効を高めたり、副作用を軽減したりして、より使いやすい薬へと変化させています。 最も身近な例が「生姜」です。風邪薬の葛根湯などに入っている生の生姜は、体表を温めて汗をかかせる働きがあります。一方、腸の手術後などによく処方される「大建中湯」には、蒸して乾燥させた?が使われています。生姜…