生命科学の冒険者
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098.【遺伝子工学の歴史01】小さな腸内細菌が、遺伝子工学の扉を開いた
October 25, 2026 · 25 min今回から新シリーズ「遺伝子工学の歴史」がスタートします!} DNAを切ったり、つないだり、増やしたりする遺伝子工学。その舞台で、いつも研究者たちに使われる生き物が大腸菌です。 研究者たちが遺伝子の研究をするとき、欠かせない存在となった大腸菌。 どのように発見され、研究され、遺伝子工学の主役になっていったのでしょうか。 【今回のハイライト】 ・腸の中のありふれた菌、大腸菌 ・固形培地と純粋培養が細菌の研究を変えた ・小さな環…
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097.「ダニに咬まれた覚えはないのに」――発熱の原因は、マダニ感染症かもしれない
October 18, 2026 · 44 minマダニは、山に入る人や狩猟をする人だけが気をつければよい存在ではありません。 キャンプやハイキング、畑仕事、草むしりなど、身近な場所にも潜んでいます。 今回は、イノシシの解体中に大量のマダニを目にし、その生態や感染症のリスクについて解説していきます。 重症化することもある感染症や、ペットを介した感染の可能性、そしてマダニに噛まれないための服装・虫除け・帰宅後のチェック方法までお話します。 もし噛まれてしまったら、どう対処すればよいのでしょうか?…
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096.雑談回:育休中に狩猟デビュー!イノシシとの知恵比べ、ついに初捕獲!
October 11, 2026 · 26 min子どもが生まれ、育休中に、念願だった狩猟をスタートしました。 狩猟免許を取得していたものの、実際に罠を仕掛けるのは今回が本格的な挑戦です。 獣道を見極め、罠を仕掛けても、イノシシには見破られてばかり。米ぬかを食べながら罠を避ける姿に悔しい思いをする日々が続きます。 そして、ついに迎えた初めての捕獲。山での試行錯誤や、命と向き合う現場で感じたこととは? 育休中のリアルな狩猟体験をお届けします。 感想などはこちらから https…
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095.においで統治し、音でも喋る――アリたちのコミュニケーション【科学系ポッドキャストの日】
October 4, 2026 · 29 min今回は10月の「科学系ポッドキャストの日」参加回です!テーマは「におい」、ホストは「プラントライフ」さんです。 アリ一匹の脳は、神経細胞わずか25万個ほど。人間の脳(約860億個)と比べると30万分の1程度のサイズしかありません。それなのにコロニー全体になると、まるで一つの知性を持った生き物のように、驚くほど高度な社会を作り上げてしまいます。 その秘密は、フェロモンという”化学の言語”にありました!道案内、非常警報、女王による生殖の…
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094.BCGワクチンも、ペスト菌発見も、北里柴三郎の生き方も——すべてはここから始まった【ルイ・パスツール10・最終回】
September 27, 2026 · 33 min1892年12月27日、パリのソルボンヌ大学で開かれた70歳を祝う式典で、パスツールはイギリスの外科医ジョゼフ・リスターと抱き合いました。リスターは、パスツールの理論に感銘を受けて消毒外科を確立し、数えきれない患者の命を救った人物です。すでに麻痺で自由に話すこともできなくなっていたパスツールは、その3年後、1895年9月28日に72歳でこの世を去ります。 10回にわたってお届けしてきたルイ・パスツール編も、いよいよ最終回。今回は、この…
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093.【見えない敵】顕微鏡でも見えない病原体に、パスツールはどう挑んだのか『ルイ・パスツール09』
September 20, 2026 · 32 min炭疽病ワクチンの成功で名声を高めていたパスツールでしたが、その絶頂期に思わぬ挫折が訪れます。エジプトでのコレラ調査は失敗に終わり、若き弟子を病そのもので失うという悲劇にも見舞われました。 そんなパスツールが次に挑むのは、これまでとはまったく違う難敵でした。炭疽菌のように顕微鏡で観察することさえできない、正体不明の病——狂犬病です。菌の姿すら見えないまま、パスツールたちはどうやってこの病に立ち向かったのでしょうか。 そして1885年、…
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092.【炭疽病ワクチン】200人が見守った公開実験、その裏にあった不都合な真実『ルイ・パスツール07』
September 13, 2026 · 38 min前回までの蚕やワイン、そしてビールの研究を通じて、パスツールは「目に見えない微生物を見分け、コントロールする」という武器を磨き上げていました。今回、その武器を携えて挑むのは、家畜を襲う恐ろしい病、炭疽病です。 しかし、その正体を突き止めたのは、実はパスツールではありませんでした。しかも、ワクチンの開発でも、パスツールより先に成果を出していた人物がいたのです。 パスツールは、ワクチンに懐疑的な農家たちから、白黒がはっきりつく「勝負」を…
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091.【普仏戦争】皇帝の失脚、息子の従軍、故郷の喪失――科学者が10か月で失ったすべて『ルイ・パスツール07』
September 6, 2026 · 28 min前回、5年越しでカイコの病気と格闘し、フランスの養蚕業を救ったパスツール。皇帝ナポレオン3世は終身上院議員の勅令に署名までしましたが、それが公表されることは二度とありませんでした。わずか数日後、フランスとプロイセンの間に「普仏戦争」の火蓋が切られたからです。 18歳の一人息子ジャン=バティストは、東部方面軍に志願入隊。47歳・半身不随の父パスツールにできることは、戦況をただ聞くことだけでした。戦況はやがてフランスにとって悲惨なものとな…
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090.【虫に触れたこともない】化学者が挑んだ、原因不明の”カイコの死”『ルイ・パスツール06』
August 30, 2026 · 25 min前回、白鳥の首フラスコの実験で自然発生説に決着をつけたパスツール。しかし同じ時期、彼は”カイコの病気の原因”というまったく畑違いの依頼に頭を悩ませていました。化学者がなぜ、虫の病気に挑むことになったのでしょうか。 パスツールを待っていたのは、一筋縄ではいかない病でした。原因を突き止めたはずなのに、なぜかカイコは死に続ける。さらに調べると、実は病気は一つではなかったことが見えてきます。 追い打ちをかけるように、研究の最中パスツールは相…
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089.【自然発生説】”白鳥の首フラスコ”が証明した「生命は生命からしか生まれない」『ルイ・パスツール05』
August 23, 2026 · 38 minラセミ酸の合成成功で有頂天になったパスツール。妻マリーが父親宛に「ルイはニュートンやガリレオ並みの実験をしている」と誇らしげに書き送るほどでしたが、次に彼が没頭したのは、なんとも奇妙な実験でした。「宇宙の力を人工的にひっくり返せば、植物は左利きの分子を作るはずだ」と信じ、逆回りの太陽光を模した鏡装置や巨大電磁石、回転装置まで動員する”オカルトすれすれ”の挑戦。結果はまさかの全滅でした。 しかし迷走の後、31歳という異例の若さでリール理…
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088.【求婚状】”私には財産が一切ありません”――貧乏研究者が学長の娘を射止めるまで『ルイ・パスツール04』
August 16, 2026 · 31 min前回、酒石酸の光学異性体という化学史に残る大発見を成し遂げたルイ・パスツール。しかし今回は少し時計の針を巻き戻し、その発見の裏側で何が起きていたのかをお届けします。 実はあの大発見のわずか3ヶ月前、フランスは「二月革命」の真っ只中にありました。市民蜂起の熱狂に飲まれた25歳のパスツールは、なけなしの全財産150フランを新政府の寄付金箱へ投げ入れ、「銃をとって街を守る!」と義勇軍にまで志願します。しかし元軍人の父からの一言でハッと我に返…
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087.【光学異性体】”右手と左手”を持つ分子を人類で初めて見つけた男『ルイ・パスツール03』
August 9, 2026 · 29 minパリで実験助手としてキャリアをスタートさせた24歳のルイ・パスツール。鋭い観察眼を持つ彼を待っていたのは、当時の化学界の常識を揺るがすある謎でした。 「化学式も結晶の形も完全に同じはずなのに、なぜか片方だけ光をねじ曲げる」。最先端の分析法・偏光分析によって浮かび上がった、科学者たちを悩ませた”ミッチェルリヒの謎”に、まだ無名だった若きパスツールが挑みます。武器は顕微鏡と自作のピンセットだけ。砂粒ほどの結晶を、まるで左手と右手を見分ける…

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