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「いま行くべき店、死ぬまでに行くべき店」

by オオキアツオ 大木淳夫
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Latest episodes

  • レストランに行くと、なぜコミュニケーション力が上がるのか――予約から「ごちそうさま」まで

    October 2, 2026 · 20 min

    なぜみんな、こんなにレストランに行かないのか。モバイルオーダーで注文も会計も無言、高級店は長く「おまかせ」が主流、食事会でも写真を撮るだけ。会話しなくても済むレストランが増えています。 でもレストランは、会話をしようと思えばいくらでもできる場所です。今回は、予約、入店、注文、食事中、帰り際の5つの場面で、どんなコミュニケーション力が鍛えられるのかをお話ししました。 バブル期の「強制的な初めて」の思い出、田中康夫さんとの連載「いまどき真っ…

  • 西小山「mici(ミチ)」──元リ・カーリカ・伊藤和道シェフが商店街に開いた“町の酒場”イタリアン

    September 27, 2026 · 8 min

    2026年4月29日、東急目黒線・西小山駅前の商店街に、イタリア料理店「mici(ミチ)」がオープンしました。手がけるのは、学芸大学「リ・カーリカ」でシェフを務め、経営元タバッキで料理研究開発部長として全店舗のメニュー開発を担当していた伊藤和道さんです。 目指すのは「特別な日に行くレストランではなく、日常の質が少し上がるような町の酒場」。昭和30年ごろに建てられた木造の元商店を、梁やゆがみを生かしたまま料理店に仕立てた空間。パンもタラコ…

  • 「お酒は、料理にではなく、人に合わせる」東京最高のサービス人は誰か

    September 12, 2026 · 15 min

    レストランを選ぶとき、みなさんは何を基準にしていますか。料理、値段、予約の取りやすさ。でも「今日はよかったな」と思い返すとき、頭に浮かんでいるのは案外、料理ではなく誰かの一言だったりします。 現在発売中の『東京最高のレストラン2026』の巻末で、13年ぶりに「東京最高の名物サービス人は誰か?」という座談会を組みました。実名で挙がったサービス人は50人以上。 今回はその中から、特に忘れがたい三つの言葉を紹介します。 ・ロオジエにいらした中…

  • 浅草・清澄白河・門前仲町 東側にいい店が増えた、実は単純で納得の理由

    August 27, 2026 · 14 min

    浅草、清澄白河、門前仲町。この10年で、東京の東側にいい店が増えました。なぜなのか。料理人に直接聞いてみたら、拍子抜けするほど単純な答えが返ってきたのです。2014年の亀戸「メゼババ」、2015年の清澄白河(ブルーボトルとフジマル醸造所)、2017年の浅草「ペタンク」。『東京最高のレストラン』21年分の記録をたどりながら、家賃、終電、融資制度、そして「台東区民の歌」まで。街と店の関係を考えます。■この回で出てくる話・2013年まで、注目…

  • #021『新橋 立ち食い鮨 まさ』──8月末まで日本酒100円。そしてやま幸と結乃花のまぐろを立ち食いで

    August 15, 2026 · 14 min

    恵比寿の人気店「鮨 まさ」が、7月9日に新橋で立ち食いの支店をオープンしました。行ってきたばかりのレポートです。 やま幸と結乃花、まぐろの仕入れが2軒。11品5,800円のコースで、すし匠リスペクトのトロたく、有明海苔の手巻きうに。赤酢ではなく白酢を選んだ理由。職人さんが固定ではないローテーション制の狙い。 後半では、そもそも「立ち食い鮨」ってなんなのか、という話をしています。江戸時代の屋台から始まった握り鮨が、戦後に着席・高級化し、2…

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  • #020すぐまた行きたくなる、恵比寿の新しい割烹「実朴(みぼく)」──あのミシュラン星ホルダーの新店

    August 8, 2026 · 10 min

    2日前に行ったばかりなのに、もう今日また行きたい。恵比寿に7月オープンした日本料理「実朴(みぼく)」は、そんな一軒でした。 「ミシュランの星コレクター」林亮治さんプロデュースの新店。お任せ3品3,500円のあとは、60品からアラカルトで自由に選ぶ——割烹と居酒屋のちょうどあいだをいく、新しいかたち。名物「実朴のポテトサラダ」から、この店の一番の美点「いい意味でお腹いっぱいにさせない」設計、そしてABFキャピタル熊原充志さんの「満腹の客は…

  • 『そばギャルとおじさん』が面白い。天地返し、ポタージュメソッド、ゆで太郎でフルコース

    August 1, 2026 · 18 min

    立ち食いそば漫画『そばギャルとおじさん』(漫画・稲葉そーへー/原案・監修・本橋隆司、光文社)にハマっています。読むと、今すぐ立ち食いそばに行きたくなる漫画です。 天地返し=「天リバ」、コロッケそばの「ポタージュメソッド」、醤油の一斗缶が「ヒゲタ」なら信用できる、ゆで太郎でフルコース、そして立ち食いそばの定義とは何か。プロが監修しているからこそ出てくる、立ち食いそば界の符牒が面白い。 後半は、高田馬場「松石」、神保町「梅市」、戸越銀座「で…

  • #018 まずは「主役」を決める ── メニュー選びを楽しむ

    July 25, 2026 · 16 min

    レストランに入ってから、いちばん楽しい時間はいつだと思いますか。私は、メニューを選んでいる時間だと思っています。 ところがこの時間を、よく分からないまま、緊張したまま終わらせてしまっている方がとても多い。おまかせが主流の時代が長く続いたぶん、「お好きなものをどうぞ」と言われて固まってしまう人が増えました。あるフレンチのシェフは、これを「大変な問題です」と本気で悩んでいます。 でも、大丈夫です。食材は肉・魚・野菜の3つ、調理法は焼く・煮る…

  • #017 神保町「猫猫」——5.5坪の立ち飲み中華に、若者二人が賭けた

    July 17, 2026 · 9 min

    7月3日、神保町の昭和情緒あふれる路地裏に、わずか5.5坪の「立呑み中華 猫猫(まおまお)」がオープン。共に30代の若者二人——志木「宇宙飯店」出身のシェフと、「パーフェクトビアキッチン」出身のサービス&酒担当が独立した一軒です。武蔵野うどんの小麦粉を使った水餃子、角煮の黒酢酢豚、エビマヨブロッコリー、蒸してから炒めるオイスター焼きそば。そして鳥取・久米桜酒造の度数5度の日本酒という驚きも。開店前に立ち飲みを研究し、自ら壁を塗って作り上…

  • #016 ずっと笑顔でいられるたった10席のステーキハウス——新橋「SUGITA wagyu artisan」

    July 10, 2026 · 14 min

    ステーキハウスで難しい顔をしている人はいない——肉は、いちばん直接的に人を笑顔にする。でも、年齢を重ねるとサシの入った肉が重くなる。そんな人でも最後まで笑顔でいられる、たった10席の和牛店が、6月12日に新橋にオープンしました。 1961年創業のステーキハウスを継ぎ、神戸の名門フレンチ「ジャン・ムーラン」で腕を磨いた二代目・杉田靖尚さんが、「restaurant Sugita」を移転・進化させた「SUGITA wagyu artisan…

  • #015 誰よりも早く。6月・7月の東京・神奈川のニューオープン注目店15軒

    July 3, 2026 · 16 min

    主に6月から7月にかけての、東京のニューオープン情報をまとめてお届けします。 今回ご紹介するのは——恵比寿西の和食「実朴」(仕掛け人・林亮治さんの新店、おまかせ3品3,500円)、台北の行列店が初上陸した池袋「梁山泊小籠湯包」、八丁堀の夫婦イタリアン「TRATTORIA Saida」、「焼き鳥」を名乗る豪徳寺の独創イタリアン「焼き鳥 金兵衛」、関内の日本料理「関内なむら」、YAOYAグループ初の焼肉「焼肉 Marcy 渋谷本店」、てんや…

  • #014 薪と炭を操る『火の魔術師』。恵比寿の新店・焼鳥『ひき田』

    June 25, 2026 · 10 min

    2025年6月1日、恵比寿に焼鳥「ひき田」がオープン。「薪鳥新神戸」の大将だった疋田豊樹さんが、ABFキャピタルの支援を受けて独立した、業界注目の一軒です。日本料理・手打ち蕎麦・焼鳥を極めた疋田さんが、薪と炭という二つの熱源を自在に操る様は、まるで極上のひとり芝居。比内地鶏のもも、テロワールを感じるしいたけ、歓声の上がるパプリカ、炎の演出とともに供される〆の三段構え……お楽しみください。 ■オープニング ■恵比寿の焼鳥激戦区に、大本命登…

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About the show

創刊26周年を迎えた『東京最高のレストラン』編集長・オオキアツオが、東京のいま行くべき店と、死ぬまでに行くべき店を語るポッドキャスト。最新の新店情報はもちろん、長く通い継がれる名店、レストランの楽しみ方、そしてシェフやグルメジャーナリストとの対談まで。長年にわたり東京のレストランを見続けてきた視点から、店の魅力とレストラン文化の奥行きをお届けします。