EBPM新聞 podcast artwork
Science

EBPM新聞

by OHA Shinbun

Chart positions today · United States

Not on the United States charts we track today.

If you like EBPM新聞, try…

Latest episodes

  • 実装編#09丨KPIとKGIの違い——EBPMでアウトプットとアウトカムを混同しない

    September 3, 2026 · 20 min

    KPIは、政策効果の証拠なのでしょうか。 研修を20回実施した。 手続きを100種類オンライン化した。 窓口の処理時間が短くなった。 イノシシの捕獲頭数が増えた。 防災事業で死傷者が出なかった。 数字が改善すると、政策は成功したように見えます。 しかし、EBPMの視点では、KPIの達成と政策効果は同じではありません。 本エピソードでは、KPI、KGI、アウトプット、アウトカムの混同を取り上げ、行政評価で起きる「指標と目的のすり替…

  • 事例編#12丨クールジャパンに本気のEBPMがあったら——官民ファンドの失敗を学習可能にする設計

    August 27, 2026 · 25 min

    もしクールジャパン機構に、本気のEBPMが組み込まれていたら。 官民ファンド。 文化産業の海外展開。 日本コンテンツ。 インバウンド。 投資損失。 累積赤字。 撤退条件。 政策効果。 これらは、どう評価されるべきだったのでしょうか。 本エピソードでは、クールジャパン機構をめぐる巨額損失と見直しの局面を素材に、「もし最初から本気のEBPMが組み込まれていたら何が変わっていたのか」を考えます。 取り上げる主なテーマ ・クールジャパ…

  • 理論編#13丨「当たった」はエビデンスか——SNS予言を因果推論で読む

    August 27, 2026 · 26 min

    「当たった」は、エビデンスなのでしょうか。 地震を予言した。 株価を当てた。 売上が上がった。 医療費が下がった。 キャンペーン後に成果が出た。 一見すると、因果関係があるように見えます。 しかし、EBPMや因果推論の視点では、「当たった」「増えた」「下がった」という結果だけでは、効果を証明したことにはなりません。 本エピソードでは、SNS上の予言投稿やビフォーアフター型の成功報告を手がかりに、分母の消失、反事実仮想、アウトカム…

  • 事例編#11丨統計局はEBPMより先に動いていた——データ社会を支える透明なインフラ

    August 19, 2026 · 20 min

    統計局は、EBPMより先に何をしていたのでしょうか。 e-Stat。 統計法改正。 メタデータ整備。 API。 匿名データ。 オーダーメード集計。 統計教育。 地方自治体のデータ利活用。 どれも派手な言葉ではありません。 しかし、こうした地味な基盤がなければ、EBPMは走れません。 本エピソードでは、総務省統計局の取り組みを手がかりに、日本のEBPMを支える「見えないデータインフラ」について考えます。 取り上げる主なテーマ…

  • 実装編#08丨ロビイングの実態——政策が決まる前にアジェンダは形成される

    August 18, 2026 · 28 min

    ロビイングとは、政治家に直接お願いすることなのでしょうか。 料亭での密談。 違法な裏工作。 政治家への陳情。 業界団体の要望書。 そうした古いイメージだけでは、現代の政策形成は見えてきません。 本エピソードでは、ロビイング、パブリックアフェアーズ、アジェンダ形成、政策捕獲を取り上げ、政策が決まる前に「何が問題か」「どの解決策が自然に見えるか」がどのように形作られるのかを解説します。 取り上げる主なテーマ ・現代のロビイングとは…

Show 7 more episodesShow fewer episodes
  • 実装編#07丨政策捕獲とは何か——正しいエビデンスでも政策が歪む理由

    August 17, 2026 · 24 min

    正しいエビデンスがあれば、正しい政策は自動的に生まれるのでしょうか。 科学的に正しいデータ。 厳密な分析。 専門家会議。 有識者の推薦。 合理的な費用対効果。 それでも、政策が公共の利益ではなく、特定の企業や団体の利益に向かってしまうことがあります。 本エピソードでは、「政策捕獲(Policy Capture)」を取り上げ、エビデンスが正しくても政策が歪みうる理由を解説します。 取り上げる主なテーマ ・政策捕獲、Policy…

  • 事例編#10丨RIETIはなぜイケてるのか——日本のEBPMで「ちゃんと分からない」と言える組織

    August 14, 2026 · 21 min

    RIETIは、なぜ日本のEBPMで重要なのでしょうか。 データを集める。 グラフを作る。 ダッシュボードを眺める。 KPIを管理する。 それだけで、政策は賢くなるのでしょうか。 本エピソードでは、RIETI(リエティ)、独立行政法人経済産業研究所を取り上げ、日本のEBPMにおいて「良い評価」とは何かを考えます。 取り上げる主なテーマ ・RIETIはなぜ日本のEBPMで重要なのか ・疑似EBPM、Pseudo-EBPMとは何か…

  • 実装編#06丨民間資金とEBPM——エビデンス仲介機関の利益相反と知識の偏り

    August 12, 2026 · 22 min

    政策の根拠となるエビデンスは、誰のお金で作られているのでしょうか。 政府でしょうか。 大学でしょうか。 財団でしょうか。 企業でしょうか。 そして、その資金の流れは、政策の選択肢にどのような影響を与えるのでしょうか。 本エピソードでは、民間資金が入ったEBPM団体やエビデンス仲介機関を取り上げ、研究不正ではなく、研究課題、比較対象、アウトカム、公表範囲、解釈がどのように偏りうるのかを解説します。 取り上げる主なテーマ ・民間資…

  • 理論編#11丨EBPMとEIPMの違い——エビデンスを「基づく」から「踏まえる」へ

    August 8, 2026 · 19 min

    EBPMとEIPMは、何が違うのでしょうか。 エビデンスに基づく政策立案。 エビデンスを踏まえた政策形成。 一見すると、似た言葉に見えます。 しかし、この「基づく」と「踏まえる」の違いには、政策判断の核心が隠れています。 本エピソードでは、EBPMとEIPMの違いを取り上げ、エビデンスを絶対的な正解として扱うのではなく、価値判断、現場の知恵、実現可能性、市民の経験とともに使うための考え方を解説します。 取り上げる主なテーマ…

  • 理論編#10丨ピアレビューとは何か——専門家が専門家を評価する理由

    July 21, 2026 · 24 min

    専門家が専門家を評価するのは、なぜなのでしょうか。 研究費、論文、助成金、採択、不採択。 そこでは、世界を変えるかもしれない研究アイデアが、限られた予算をめぐって評価されています。 しかし、その評価を誰が行うべきなのでしょうか。 政治家でしょうか。 行政官でしょうか。 市民でしょうか。 それとも、その分野を深く知る専門家でしょうか。 本エピソードでは、ピアレビュー、つまり「専門家による専門家評価」を取り上げ、公的研究助成において、なぜ専…

  • 理論編#09丨メタアナリシスとは何か——EBPMで不確実性を構造化する方法

    July 17, 2026 · 23 min

    メタアナリシスとは、何でしょうか。 たくさんの研究を集めれば、社会の正解が見えるのでしょうか。 研究結果を平均すれば、政策判断は自動的に決まるのでしょうか。 それとも、メタアナリシスは、明確な答えではなく、不確実性を読むための地図なのでしょうか。 本エピソードでは、EBPMにおけるメタアナリシスを取り上げ、複数の研究を統合する意味、効果量、固定効果モデル、ランダム効果モデル、出版バイアス、異質性、感度分析、そして政策判断への使い方を解説…

  • 理論編#08丨ロジックモデルは証拠ではない——EBPMで「矢印」を疑う思考法

    July 13, 2026 · 25 min

    ロジックモデルとは、何でしょうか。 インプット。 アクティビティ。 アウトプット。 アウトカム。 インパクト。 四角い箱をきれいに並べたフローチャートのことだと思われがちですが、本当に重要なのは箱ではありません。 箱と箱をつなぐ「矢印」です。 本エピソードでは、EBPMにおけるロジックモデルを取り上げ、政策や事業を「やった感」で終わらせず、あとから検証できる形にするための考え方を解説します。 取り上げる主なテーマ ・ロジック…

Full episode archive on Apple Podcasts →

About the show

「EBPM新聞」は、EBPM(Evidence-Based Policy Making:エビデンスに基づく政策立案・評価)を、政策・社会・未来を読み解くための知的素材として整理する音声番組です。 EBPMとは何か、なぜ政策評価や統計、因果推論、ロジックモデルが重要なのか。日本の自治体や行政での具体例、米国・英国・OECD諸国などの国際比較、EBPMのメリット・デメリット、限界や誤用リスクまで、学術的・中立的な立場からわかりやすく解説します。 扱うテーマは、EBMとの違い、政策評価、RCT、準実験、行政データの活用、医療・福祉・教育・労働・司法・都市政策での応用、AI時代の文献調査や政策メモ作成などです。 特定の政策や立場を支持・否定することを目的とするものではなく、「どのように考え、どのように検証するか」という思考の枠組みを提供することを重視しています。 研究者、行政関係者、学生、メディア関係者、企業の公共政策担当者、自治体職員、公共政策に関心を持つ一般の方まで、幅広い視聴者を想定しています。 このポッドキャストは、判断を代行するものではありません。視聴者自身が多角的に考え、問いを立て、より良い意思決定を行うための知的素材としてご活用ください。