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つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

by おぎたま

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Latest episodes

  • 源氏物語マラソン #21 明石〜前編〜

    October 7, 2026 · 1 hr 19 min

    宮中で怖いものなしで育った源氏にとって、うら寂しい須磨での暮らしはどれほど堪えたことでしょう。これ以上辛いことはないと思っていた源氏は、明石の帖で「人生のどん底」を経験、そこから奇跡のV字回復を果たします!そして、その影にはいくつかの“夢”の存在がありました。    夢を見た3人の男たちと彼らの行動を、令和の兼業占い師・おぎが覗いてみたところ、色々思うところがありまして。たまのひとことから気づいたとんでもないことなど、今日も友がたりは千…

  • #56 おぎたまの本棚・4〜2026年9月〜

    September 23, 2026 · 55 min

    あなたの親友がどんな本を読んでいるか、あなたは知っていますか?あなたの親友がどんな本が好きか、あなたは知っていますか?  高校生のころ、私たちは教室で本の貸し借りをしていました。  「これ、面白かったよ」「同じ作者の本を読んでみたよ」とおススメしてもらう本はどれも面白かったのだけれど、今となってはそれ自体が尊くて貴重な記録です。  酷暑を何とか乗り越えて、ようやく過ごしやすくなった秋の夜長。本を手に取り、読書の秋としゃれ込みませんか? <時のしおり>  (00:00)…

  • 源氏物語マラソン #20 須磨〜後編〜

    September 9, 2026 · 1 hr 13 min

    前回に引き続き、まだまだ須磨におりますよ。数多の女君との涙なみだの別れの後、須磨にやってきた源氏くん一行。ひなびた田舎で泣いてばかりいる…ような気もするのですが、男子ばかりが集まってワイワイ過ごす様子は、なかなかどうして、新鮮な様子さえも窺えるから不思議です。  そんな彼らの様子を私たちは令和の今生からのぞき見させていただきまして、今宵も好き勝手に友がたりをいたします。  さあ、いつものつぼねにお集まりください。 <マラソンの心得>…

  • をりふし〜令和八年八月〜

    August 26, 2026 · 48 min

    去る7月27日の「飛鳥・藤原の宮都、世界遺産登録正式決定」のニュースを私たちはたいそう喜ばしく、それはそれは喜ばしく、いみじきこと限りなく喜ばしく、受け止めました。  おぎたまは季節ネタや興奮冷めやらぬことが起きると、折に触れてつぼねに集い、友がたりをいたします。その名を「をりふし」。今宵はいつもに輪をかけた雑談回でございますが、どうぞお気楽にお聞きいただきましたらこれ幸いに存じます。   <時のしおり> (00:00)  祝!世界遺産登録決定 (05:16)…

  • 源氏物語マラソン #19 須磨〜前編〜

    August 12, 2026 · 1 hr 26 min

    「須磨帰り」という言葉があるのをご存じでしょうか?長い長い源氏物語を須磨まで読んで途中でリタイアすることを示す俗語です。  いやはや、その気持ち、今ならわかります!だって、須磨のその冒頭からネチネチ・グズグズうるさいんだもん。「はよ行け!」と思う気持ちを抑えつつ、ページをめくってみれば、源氏ときたらあっちにもこっちにも別れの挨拶をし続ける。源氏に関わる大切な人たちのお名前がずらりと並ぶ帖なのでございます。  そういう目線で読んでみれば、…

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  • #55 枕草子の公達〜藤原行成編〜

    July 29, 2026 · 1 hr 26 min

    おぎにはわかります。おたまがそろそろ『枕草子』を友がたりしたいと思っていることを。清少納言の切れ味鋭いツッコミを心待ちにしているということを。定子様のサロンのすばらしさに改めて触れたいと思っていることを。  であるならば、おぎはそれに応えなくてはいけないわけで・・・ということで、今回は、枕草子頻出公達・藤原行成をネタに深堀してみたいと思うに至りました。一条天皇の筆頭秘書官として、我らが行成たんがどのようなお仕事をしていたのか。じっくりと…

  • 源氏物語マラソン #18 花散里

    July 8, 2026 · 1 hr 13 min

    長く、六条様の心に涙した『葵』、そして長く苦しかった『賢木』を抜け、ようやくたどり着いたのは、橘の香漂う花散里。ここに登場する心優しき女性は、傷ついた源氏をただただ大喜びで迎え入れ、癒すのです。  源氏物語という壮大な物語の濁流にあって、何とも不思議な短いお話。なぜここで源氏は花散里を訪れ、それがひとつの帖として立つのでしょうか。  短いから、友がたりのネタも短い・・・なんてどなたがおっしゃったのですか?今宵もおぎたまの友がたりは尽きま…

  • #54 祝!飛鳥・藤原の宮都、世界遺産へ!

    June 24, 2026 · 1 hr 5 min

    去る2026年6月6日、とあるニュースが舞い込んできました。それは「飛鳥・藤原の宮都、世界遺産へ」というもの。魂、震えました。  思い起こせば2025年も押し迫った年の瀬、しかも土砂降りの中を、おぎたまは飛鳥・藤原の地を巡り、大興奮したものです。それから半年もせずにこのような朗報を耳にすることができるとは。これもまた讃良様のお導きに違いない・・・のかもしれません(多分違う)。  今宵はこの喜びを友がたりすべく、いつものつぼねに集いましょ…

  • 源氏物語マラソン #17 賢木〜後編〜

    June 10, 2026 · 1 hr 13 min

    賢木・前編で大切な人との別れを経験した源氏くん。失恋は人を成長させるものであると思うのですが、彼にとってはそんなことはないようで、悲しい別れから何を学ぶでもなく、性懲りもなくあっちこっちで至らん事ばかりしでかすのです。  野宮の悲しい別れは何だったのか。六条様の涙は何だったのか。桐壺パパの愛情は何だったのか。読んでいるこちらとしては小一時間ほど問い詰めたいところをぐぬぬと我慢せざるを得ないのです。  物語はここから一気に政治的要素を含み…

  • #53 五月のアレ

    May 27, 2026 · 1 hr 2 min

    寒い寒い冬を過ごし、春がやってきたかと思えば一瞬で過ぎ去り、そして5月。おぎは5月になるといつも思い出す「アレ」があります。「アレ」は古典文学の中でここにもあそこにもちらほらと出てきては、さわやかでほろ苦い香りを残していくのです。「アレ」を語らずしては語れないこともありまして、「アレ」のことをいつ友がたりしようか、どう友がたりしようかとウズウズしておりました。  さあ、今宵も几帳の向こうで「アレ」にまつわるあれやこれやにどうぞ耳をそばだ…

  • 源氏物語マラソン #16 賢木〜前編〜

    May 13, 2026 · 1 hr 20 min

    葵帖までを読み進める最中、私はある盛り上がりを感じておりました。それは「源氏は次の賢木で痛い目を見ればいいのだ」というムーブメントです。わがままとゲスの限りを尽くした様子を都度都度湧き出る怒りとともに友がたりしてまいりましたが(もっと平和なはずのつぼねでした…)、そろそろ痛い目を見て女君の苦しみを感じてほしいと、つぼねに集う女房・公達の皆様は思っておいでだったのではと推察いたします。  賢木といえば「野宮の別れ」が最大の山場ではあります…

  • #52 ゆれる言の葉2

    April 29, 2026 · 51 min

    去る4月17日のこと。とあるたニュースを耳にしたおぎはたいそう感動してしまいました。ある言葉の誕生の瞬間に居合わせることができたのですから。「物事に名前を付けること」の本質をまざまざと感じた瞬間でした。  その感動を何とかおたまに伝えようと今宵もつぼねに集うことにいたします。ここ最近、気になっていた言葉や若かりしおぎたまが当時の最先端として使っていた言葉についても友がたりいたしましょう。昨年9月に配信した「ゆれる言の葉」の第2弾です。…

About the show

★隔週水曜・夜10時、月に2回のペースで更新予定★ 九州在住の兼業占い師<おぎ>と東京在住の編集係<たま>。 高校からの親友ふたりが、古典のこと、平安貴族のこと、 日本語という言語のことなどあれやこれやと語ります。 古語やら古典の登場人物やらがちょいちょい顔を出すのがおぎたま流。 Podcastから聞こえる顔の見えないおしゃべりは、几帳の向こうで盛り上がる 平安時代の女房たちの会話よう・・・? 時代をひらりと飛び越えて、今日も局(つぼね)にやって来た私たち。 「あのね、あのね・・・」と30年変わらぬトークを耳そばだててお聞きあそばせ。 ※語注※ 局(つぼね): 平安時代の貴族の屋敷の一室のこと。後に「お局様」などと人物を示す言葉として転用される。このことについてはいつか熱く語りたい。 几帳(きちょう): 平安時代の可動式のパーテーション。今も神社の神殿などには置いてあって、心ときめく。ついつい見ちゃう。いつか浮舟ごっこがしたい。 友がたり: おぎたまの造語。友達同士が語り合うこと。   ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。 ※内容は諸説あります。 Twitter https://twitter.com/TUBONEnoANONE ご質問などはこちらへ https://marshmallow-qa.com/tuboneno