Joi Ito's Podcast
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#107 AGI(汎用人工知能)はすでに到達しているのか?:SI(超知能)への改名、電力の壁、そして「AIは神か」という問い|伊藤穰一
October 6, 2026 · 38 minOpenAIがAIモデルのトレーニングを一時停止した、ある「不気味なハッキング事例」とは? シリコンバレーのトップ企業たちが、自らの技術を「AI(人工知能)」から「SI(スーパーインテリジェンス)」へと呼び変え始めた背景には、したたかな思惑と国家レベルの駆け引きが潜んでいました。 そして議論は、AI進化の最大のボトルネックと言われる「電力・エネルギー問題」へ。 一部の専門家が「すでに到達している」と語るAGI(汎用人工知能)。その定義…
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#105 再帰的自己改善(RSI)は人類滅亡の引き金か:自分を改良し、嘘をつき、足跡を消すAIと、シリコンバレーAIトップたちの本音|伊藤穰一
September 28, 2026 · 20 min「AIが自律的に進化する」——SF映画の中の話だと思っていた未来は、もはや目前に迫っています。 今週のテーマは、AIがAI自身をどんどんと改良していく「再帰的自己改善(RSI)」。 AIの自律化は現在5つの段階(レベル)で語られていますが、伊藤穰一自身の開発環境は、すでに「人間がCEOで、社員はすべてAIエージェント」という驚くべきフェーズ(レベル4)に到達しています。 しかし、事態は私たちが想像するよりも早く、そして不気味に進行し…
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#104 表現とはエゴの出力なのか:作為と無作為の狭間で辿り着く、究極の境地「自然(じねん)」|伊藤穰一 × 樂直入
September 22, 2026 · 20 min先週に引き続き、陶芸家・樂直入(らく じきにゅう)さんのアトリエからお届けします。今回のテーマは、「表現」と「エゴ」、そして「自然(じねん)」という根源的な問いについて。私たちは日々、無意識のうちに何かを表現して生きています。しかし、「よく見せたい」「驚かせたい」という欲求は、単なるエゴの出力に過ぎないのでしょうか?「かっこいい」を狙った途端に、なぜかダサくなってしまう……。そんな作為と無作為のパラドックスから抜け出すヒントが、日本古来…
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#103 名もなき石が、大名物を超えるとき:茶入から権威を「再分配」する|伊藤穰一 × 樂直入
September 15, 2026 · 27 min前回に続き、陶芸家・樂直入(らく・じきにゅう)さんとの対談をお届けします。 刀を置き、誰もが対等になって一服の茶を分かち合う。茶室とは、そんな平等の空間です。ところが、その中でただ一つ、茶入という道具だけが権威をまとい、特別なものとして扱われてきました。 もとは薬や香を入れておく、ただの小さな壺。 それがなぜ、うやうやしく拝まれる「大名物」へと祭り上げられたのか? 権威を取り去ったとき、そこに残るものは何なのか? 序列と効率にす…
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#102 主語を手放せない人間の限界:利休の自己矛盾から読み解く、AI時代における「侘び」の真髄|伊藤穰一 × 樂直入
September 8, 2026 · 14 min前回の配信に続き、陶芸家・樂直入(らく・じきにゅう)さんをお迎えした対談をお届けします。 AIやテクノロジーを「人間がコントロールする道具」と捉える西洋的パラダイムに対し、人間も自然もひとつのシステムとしてバランスを取ろうとする東洋の美学。しかし、私たちが自然と完全に一体になるには、決して越えられない壁が存在します。 自然界の生態系にあって、人間にないもの。 そして、人間だけが持つ「錯覚を信じる力」がもたらす暴走とは? 「私」とい…
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#101 矛盾は解消すべきものなのか?:AI時代の「最適化」では辿り着けない、利休の創造の原点|伊藤穰一 × 樂直入
September 1, 2026 · 21 min今週も、先週に引き続き陶芸家の樂直入さんをお迎えしています。 「千利休」と聞くと、俗世から離れ、静かに茶を点てる人を想像するかもしれません。ところが利休は、内々のことは利休に聞け、と言われるほど権力の中枢にいた人でした。 その利休が初代・長次郎に焼かせたのは、文様も装飾もない、ただ真っ黒な茶碗。 「花は野にあるように」と説きながら、利権のど真ん中にいる。この矛盾を、樂さんはなぜ解消すべきものだと考えないのか。 最適化とイノベーシ…
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#100 一子相伝とは「教えない」ことだった:秘伝書も釉薬の調合も残さない、樂家450年のアルゴリズム|伊藤穰一 × 樂直入
August 25, 2026 · 20 min第100回となる今週のゲストは、約450年続く樂焼の窯元・樂家の十五代、樂直入さん。 「一子相伝」と聞くと、代々受け継がれた秘伝の書や、手取り足取り仕込まれる修行を想像するかもしれません。ところが樂家の一子相伝は、「一切教えない」というルールでした。 教えない。書き残さない。この一見まったく非合理なシステムが、なぜ450年ものあいだ機能してきたのか。 マニュアル化とデータがすべてを覆う時代にこそ響く、「身体的思考」の回になります。…
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#99 美意識の"学習データ"はどこから来るのか:料亭女将のなかで更新され続ける、言語化されないデータベース|伊藤穰一 × 桑村祐子(和久傳)
August 18, 2026 · 17 minデジタルアーキテクトで千葉工業大学学長の伊藤穰一(Joi)が、今最も関心を寄せる分野のフロントランナーと語り合うポッドキャスト。 先週に引き続き、京都の老舗料亭「和久傳(わくでん)」の女将・桑村祐子さんをお迎えします。 今回のテーマは「美意識のデータベース」と「内省のプロトコル」。 「品のあるもの同士を足し合わせても、2にしかならない」 「作為のあるデザインは、なぜ飽きられてしまうのか?」 AIが既存のデータをいくら学習・最適化し…
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#98 予定調和は「過学習」か? 日本料理に残された余白から読み解く、料亭女将の美学 | 伊藤穰一 x 桑村祐子(和久傳)
August 11, 2026 · 21 min#98 予定調和は「過学習」か? 日本料理に残された余白から読み解く、料亭女将の美学 | 伊藤穰一 x 桑村祐子(和久傳) 京都の老舗料亭・和久傳の女将、桑村祐子さんをお迎えする第3回。 収録の前日、Joiさんと桑村さんが揃って出席したという、ある茶会の話から始まります。 そこで仕掛けられていたのは、違和感というスパイス。 なぜ日本の美意識は、想定どおりに着地することを嫌うのでしょうか。 続きは、ぜひ本編でお聴きください。 【編…
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伊藤穰一より皆さまへ
August 4, 2026 · 4 min長らくお休みをいただきました。 この数ヶ月、何を見て、何を考えていたかをお話ししています。 【編集ノート】 https://joi.ito.com/jp/archives/2026/08/04/006148.html
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#97 「亀の時間」という最適化されない時間:和尚の教えから、茶道と禅のリファクタリングを考える | 伊藤穰一 x 桑村祐子(和久傳)
February 3, 2026 · 18 min今週も先週に引き続き、今日の料亭「和久傳」の女将・桑村祐子さんとの対談をお届けします。 禅寺で修行していた桑村さんが語る、言葉少なき和尚との日々。 「亀に餌をやってきて」——その何気ない一言に込められた、深い教えとは。 茶道はもともと禅から生まれたもの。 しかし今、その根っこにあった「何か」が薄れつつあるのかもしれません。 禅僧があえて茶人を「寄せ付けなかった」時代があった理由とは。 一方でJoiさんは、50人規模の大茶会「好日会…
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#96 料亭「和久傳」の継承プロトコル:母から逃げた禅寺で見つけた、空気を清めるおもてなしのアーキテクチャ | 伊藤穰一 x 桑村祐子(和久傳)
January 27, 2026 · 22 min京都の料亭「和久傳」。代表取締役で女将の桑村祐子さんが歩んできた道は、伝統という名の「既定路線」への静かな反旗から始まりました。 「母のやり方に当てはめられたくない」という一心で、大学卒業後に逃げ込んだ先は、大徳寺の禅寺。世俗から断絶された3年間の修行、そこで毎日繰り返される「汚れていない床を磨く」という所作が、彼女の中に全く新しい「おもてなしの設計思想」を実装することになります。 「綺麗にするための掃除ではない」と語る、その真意と…