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AIと仕事の仕組み化ラジオ

by とあるITエンジニア
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Latest episodes

  • AIエージェント日次速報 2026年10月12日版 AIが聞き返してくる場面を先に決める

    October 11, 2026

    「この機能を作って」と一行だけ渡したエージェントが、三十分後に見当違いの差分を返してきた。原因は能力不足ではない。聞かれなかった点をモデルが黙って埋めたことにある。埋められた仮定は会話履歴に残り、以降のすべての判断がその仮定を前提に積み上がる。あとから直すには、仮定を探し当てる手間と、積み上がった差分を戻す手間の両方がかかる。 逆の失敗もある。リポジトリを開けば分かることまで聞き返すエージェントは、答える側の作業を細切れにする。人間が…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月11日版 読ませた文章に、命令させない

    October 10, 2026

    GitHubのissueのURLを渡して「これを直して」と頼んだだけなのに、issueの本文に紛れていた一行を、エージェントが自分への指示として実行してしまう。環境変数を外部へ送る、無関係なファイルを書き換える、といった事故は、悪意のある人間がチャットに入り込まなくても起きる。モデルは依頼文もWebページもメールも、同じコンテキストウィンドウの同じトークン列として読む。どこまでが命令でどこからがデータかを、文章の形から確実に見分ける仕組…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月10日版 使った量を見てから、任せ方を決める

    October 9, 2026

    午後の作業の途中で「利用上限に達しました」と止まり、何にどれだけ使ったのか分からないまま夕方を迎えることがある。月末に請求額を見て初めて、長い会話を何度も引き延ばしていたと気づく場合もある。会話が長くなるほど、モデルは毎回の呼び出しで読み直す入力が増える。サブエージェントを足せば、それぞれが自分の文脈を抱えて別々に消費する。使った量を見ないまま任せ方を変えても、何が効いたのか判断できない。 直近3日は、仕事の並列化、指示と記憶の置き場…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月9日版 止まった作業をどこから再開するか

    October 8, 2026

    エージェントの返答が途切れたあと、同じ依頼をもう一度送ると、すでに終わった編集や外部操作まで繰り返す危険がある。会話の続きを再生することと、作業の状態が正しいことは別問題だ。要約には抜けがあり、保存された会話はファイルの現在の差分やタスクの実行状態まで保証しない。 直近3日は、二重実行、時間条件、前提情報の置き場所を見た。今日は中断後の復帰に絞る。7つのエージェント製品は、会話を戻す方法だけでなく、何を作業場所に結び付け、何を再確認す…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月8日版 指示と記憶の置き場所

    October 7, 2026

    繰り返しの作業を始めるたびに、対象フォルダや禁止事項、検査コマンドを長いプロンプトへ貼り直していると、肝心の依頼が文面の奥に沈む。入力が長くなるほど、指示のどれが今回の作業に必要かをモデルが見分けにくくなるうえ、古い条件を残したまま新しい条件を足すと、矛盾した指示まで渡してしまう。 直近3回は、仕事を並列に分ける方法、完了の証拠、操作権限を見てきた。今日は、次回にも使う指示や学びをどこに保存するかを比べる。リポジトリの規則、個人の好み…

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  • AIエージェント日次速報 2026年10月7日版 仕事を分けて並列化する

    October 6, 2026

    一つの依頼を複数のエージェントへ丸投げすると、処理が速くなるどころか同じファイルを上書きし合い、最後に人間が差分をほどく事態に陥る。調査や実装、検査といった工程を単に頭数で割っても、前の作業結果を待たなければ進まない工程まで同時に動かせば、手戻りが増えるだけだ。短縮できる工程は、互いの作業場所や成果物が最初から独立している部分に限られる。 直近の記事では、エージェントに読ませる情報や操作権限、完了を判断する証拠の残し方を扱ってきた。今…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月6日版 「完了しました」を証拠に変える

    October 5, 2026

    エージェントが「対応しました」と返答したにもかかわらず、指定した成果物が空であったり、テストが一度も実行されていなかったりする事態は珍しくない。チャット画面に表示される完了報告をそのまま鵜呑みにすると、後工程を担当する人間が不具合の洗い出しや手戻りの処理を背負い込むことになる。ファイル名だけ作られて中身が伴わない場合や、処理がバックグラウンドで動いている最中なのに完了と報告される場合、外見だけ整って要件を満たしていない場合もある。これら…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月5日版 任せる前に権限を分ける

    October 4, 2026

    作業を一つ依頼しただけにもかかわらず、エージェントが想定外のフォルダーを読み込み、外部と通信し、ファイルの書き換えまで進めた場合、Git で差分を戻すだけでは収拾がつかない。画面に表示された承認ボタンを押した記録が残っていても、どの対象にどのような権限を渡したかが曖昧であれば、問題が起きた原因を後から追跡することは困難である。画面に現れる「許可」の表示は、それ単体で安全を保証する仕組みではない。 過去 3...

  • AIエージェント日次速報 2026年10月4日版 読ませる情報を選び直す

    October 3, 2026

    同じ注意書きをプロンプトへ毎回貼り付ける運用を続けると、本来の依頼事項が長文の末尾に埋もれてしまう。一方で、過去の作業ログや手持ちの資料をすべて流し込めば、当面の作業と無関係な記述までモデルの注意を奪う。コンテキストウィンドウは無制限の倉庫ではない。入力情報が膨らむほど、モデルが肝心の制約や指示を正確に拾い上げる負担も増していく。 前日まではエージェントの停止判定や再開、作業ログの引き継ぎを取り上げてきた。今回はその前段階として、仕事…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月3日版 止まった仕事を正しく再開する

    October 2, 2026

    エージェントの画面に「停止しました」と表示された際、作業が正常に完了したと判断するのは早計である。裏でバックグラウンド処理が継続していたり、利用者の承認や追加入力を待機していたりする場合がある。状態を確認せずに再実行ボタンを押すと、同一の処理を二重に走らせる原因となる。反対に、単なる質問待ちをエラーと誤認してタスクを破棄すれば、それまでの調査や作業結果を失う。 直近の記事では作業場所の分離、失敗からの復旧、完了記録の残し方を扱ってきた…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月2日版 完了報告の根拠をたどる

    October 1, 2026

    エージェントが「終わりました」と返答しても、何を動かし、どのファイルを書き換え、どのテストを通したかが分からなければ、受け取る側は一から点検し直すしかない。後日になって不具合が見つかったとき、当時の会話ログと成果物が結びついていなければ、原因究明の前に実行時刻や担当者の特定だけで時間を費やすことになる。完了通知は単なるメッセージであり、作業の客観的な証拠ではない。 これまでの速報では、作業の境界や途中の節目、失敗時の巻き戻しを整理して…

  • AIエージェント日次速報 2026年10月1日版 失敗から戻る手順を先に決める

    September 30, 2026

    エージェントが修正を誤ると、捨てるべきなのは一行の差分だけとは限らない。会話を戻せば必要な判断まで消え、文書を古い版に戻せば後から加えた手直しも失われる。作業環境を消したあとで未追跡ファイルに気づけば、Gitの履歴だけでは拾えない。復旧機能の名前だけ覚えていても、戻す対象を取り違えれば被害を広げる。 ここ数日は、作業の完了を何で確かめるか、作業場所をどう区切るかを見てきた。今回はその次に、失敗した変更からどう戻るかを扱う。7つのツール…

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AIエージェントや業務OS化の動向を、実務目線でやわらかく整理して届けるポッドキャストです。 https://listen.style/p/toaruitengineer?98F2FAeB